薬剤師交流集会での発表を終えて
３番目サンと一緒に参加した薬剤師交流集会、私は２日目の第３分科会にて、当薬局での取り組みを発表しました。
演題は「高齢患者の薬の管理状況の把握と、その情報共有に向けた取り組み」です。
ご高齢の独居や認知症の方等で薬がきちんと服用できているか、不安な患者さんがいても、実際のところ薬の管理状況をあまり把握できていませんでした。そこで今回聞き取りを行い、その情報を薬局内で共有かつ的確な服薬指導に生かそうと試みた取り組みです。
人前で話すのが苦手な私ですが、ﾄｯﾌﾟﾊﾞｯﾀｰで緊張する暇がなかったのか、思っていたより落ち着いて発表することができました。多くの質問を受け、他院所の方々にとっても興味ある内容だったのだろうと感じています。
第３分科会では、他にも在宅における薬剤師の関わりや、県全体で取り組む薬薬連携などの演題発表があり、より地域に根付いた薬剤師の姿にとても刺激を受けました。発表が終わればこの取り組みも終わりというわけではなく、むしろこれが始まりです。
塩尻では６月からこの対象患者さんをさらに拡げて取り組んでいます。 患者さん一人一人に寄り添い、そして地域医療を支える存在になれるよう努めていきたいですね。
By.もっちー
